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東証大引け 2万5000円割れ、1年4カ月ぶり安値 原油関連も利益確定売り

(更新)

8日の東京株式市場で日経平均株価は大幅に3日続落し、前日比430円46銭(1.71%)安の2万4790円95銭で終えた。心理的な節目の2万5000円を下回り、2020年11月6日(2万4325円)以来およそ1年4カ月ぶりの安値を付けた。ウクライナ情勢の不透明感から投資家心理が弱気に傾いた。

ウクライナに侵攻するロシアへの経済制裁を通じ、エネルギーなど資源価格が高騰して世界景気を冷やすとの見方から、投資家がリスク回避姿勢を強めた。前日の米ダウ工業株30種平均が今年最大の下げ幅を記録していたこともあって、東京市場でも幅広い銘柄に売りが出た。原油関連銘柄など市況の強さを背景に最近上昇していた銘柄にも利益確定売りが出て下げ幅を広げた。

ウクライナとロシアの停戦交渉は7日に開いた3回目も進展がみられなかった。10日に予定するトルコ、ロシア、ウクライナの外相会談についても期待薄との見方が強まっている。

日経平均は午前に上昇に転じる場面もあった。日本時間8日午前のニューヨーク市場で原油先物相場の上昇が一服したためだが、年金基金など長期の投資家による値ごろ感からの買いや、短期筋のショートカバー(売り方の買い戻し)が一巡した午後には再び売りに押された。市場では「ウクライナ情勢が改善しないなか、相場の下落トレンドは変わらない」(国内証券)との指摘があった。

東証株価指数(TOPIX)は3日続落し、前日比34.17ポイント(1.90%)安の1759.86と、昨年1月に付けた安値を下回り昨年来安値を更新した。JPX日経インデックス400は大幅に3日続落した。

東証1部の売買代金は概算で4兆768億円と、21年11月30日以来の高水準だった。売買高は18億7340万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1788と、全体の約8割を占めた。値上がりは346銘柄、変わらずは46銘柄だった。

INPEX出光興産ENEOSが下落した。日本製鉄JFE三菱マ大平金も下げが目立った。半面、サイバーエムスリーが上昇。シャープAGCダイキンも高い。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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