東証大引け 3日ぶり反落 値がさハイテク株などに売り - 日本経済新聞
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東証大引け 3日ぶり反落 値がさハイテク株などに売り

7日の東京株式市場で日経平均株価は3営業日ぶりに反落し、前日比199円47銭(0.72%)安の2万7686円40銭で終えた。前日の米市場で主要な株価指数が軒並み下落し、東京市場でも値がさのハイテク株などに売りが出て指数を押し下げた。下げ幅は一時230円を超えた。

米連邦準備理事会(FRB)による利上げの長期化に警戒感が広がった6日の米株式市場では、主要な半導体関連株で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が2%超下げた。東京市場でも値がさの半導体関連を中心に売りが出て、東エレク1銘柄だけで日経平均を60円程度押し下げた。

日経平均が25日移動平均(2万7894円、6日時点)を下回るなか、売りが一巡した後は押し目買いが入った。最近の株高局面で利益を確定していた個人や、上昇相場に乗り遅れていた個人の買いが入ったとの見方があった。中国の「ゼロコロナ」政策の緩和期待などを背景に、インバウンド(訪日観光客)関連の一角が上昇したのも支えだった。

東証株価指数(TOPIX)は小反落し、前日比1.91ポイント(0.10%)安の1948.31で終えた。

東証プライムの売買代金は概算で2兆6361億円。売買高は10億4570万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は686と、全体の4割弱にとどまった。値上がりは1049銘柄、変わらずは101銘柄だった。

TDK太陽誘電が売られた。ファストリ味の素日本紙も下げた。半面、三越伊勢丹高島屋が上昇。JR東日本や東急も高い。ふくおかFG千葉銀も買われた。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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