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東証大引け 続伸、半導体関連株が押し上げ

(更新)

26日の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、前日比115円18銭(0.37%)高の3万0916円31銭で終えた。前日の米ハイテク株高や外国為替市場での円安・ドル高を背景に値がさの電気機器や精密機器が買われ、指数を押し上げた。一方、週末を前にバリュー(割安)株を中心に利益確定の売りが出て、上値が重くなった。

25日の米市場で主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が大幅に上昇したのを受け、東京市場でも半導体関連株に買いが入った。前日に急伸したアドテストは朝安後、上昇に転じ、東エレクは年初来高値を更新した。日経平均の上げ幅は一時300円を超え、直近高値である22日終値(3万1086円)を上回る場面もあった。

円相場が一時1ドル=140円台に下落し、輸出企業の採算改善への期待が高まったことも相場を支えた。今後のインバウンド(訪日外国人)需要の回復期待もあり、JALJR東海が上昇した。

東海東京調査センターの長田清英チーフストラテジストは「過熱感から利益確定売りも増えてきたが、日本経済の正常化と今後の業績回復に対する期待が外国人投資家を中心に根強い」と指摘した。

東証株価指数(TOPIX)は午後に失速し、小幅に4日続落。0.31ポイント(0.01%)安の2145.84で終えた。

東証プライムの売買代金は概算で3兆4058億円。売買高は12億1944万株だった。東証プライム市場の値上がり銘柄数は419、値下がりは1371、変わらずは45だった。

HOYA丸紅、京成が買われた。半面、KDDI第一三共セブン&アイは売られた。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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