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東証大引け 5日ぶり反発 自律反発狙いで、景気減速懸念は根強く

6日の東京株式市場で日経平均株価は5営業日ぶりに反発し、前日比6円90銭(0.02%)高の2万7626円51銭で終えた。日経平均は前日まで4日続落していたため、自律反発狙いの買いが優勢だった。ただ世界景気の減速懸念は根強く、下げに転じる場面もあった。

米株式相場が休場明け6日に上昇すると期待した買いが相場を支えた。米株価指数先物が日本時間6日の取引で上昇し、日本の株価指数先物への買いを誘った。日経平均の上げ幅は一時200円に迫った。

しかし欧州などの景気減速に対する警戒感もあり、買い一巡後は戻り待ちの売りが出やすかった。前日のドイツ株は大幅に下落し、東京市場でも投資家心理の重荷になった。市場では、高インフレへの警戒感がくすぶるなか「各国の物価指標の発表が相次ぐ9月中旬までは持ち高を傾けにくい」(国内証券)との声も聞かれた。

東証株価指数(TOPIX)は5日続落した。終値は前日比2.21ポイント(0.11%)安の1926.58だった。

東証プライムの売買代金は概算で2兆1250億円。売買高は8億5021万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は883、値下がりは850、変わらずは104だった。

IHI三菱重が上昇した。日経平均への採用が決まったHOYAが上げた。一方、東電HD楽天グループは下落した。東京五輪・パラリンピックを巡る汚職事件が懸念されたカドカワは安い。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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