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東証大引け 続落し329円安 景気減速に警戒、円高も弱材料

15日の東京株式市場で日経平均株価は続落し、前日比329円40銭(1.15%)安の2万8279円09銭で終えた。新型コロナウイルスの感染拡大が重荷として意識される中で、海外景気の先行きに対する懸念が根強く売りが優勢だった。外国為替市場で円高・ドル安が進んだことも自動車や機械といった輸出関連株の下げにつながった。チャート上の節目を上抜けできなかったことも市場心理の悪化につながった。

午前に発表された中国の4~6月期の実質国内総生産(GDP)は前年同期比7.9%増だった。6月の工業生産や小売売上高なども発表され、堅調な消費や輸出が確認されたものの、先行きの減速への警戒は根強く、日本株市場では買い材料とならなかった。

前日の米国市場では米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長の議会証言を受け、緩和的な金融政策が長期化するとの見方が強まった。ただ、米株式市場では主要な指数が高安まちまちとなったことで、日本では積極的に売買を手掛ける材料にはなりにくかった。

日経平均はチャート上で2万8700円台にあった25日移動平均の節目を上に抜けられなかった。短期的な地合いの悪さが意識されて、主力銘柄には断続的な売りが出て、徐々に下げ幅を広げた。

午後には台湾積体電路製造(TSMC)が発表した4~6月期決算では純利益が前年同期比11.2%増だった。市場予想を下回ったことが嫌気され、東京市場の半導体関連銘柄では東エレクスクリンが下落に転じた。アドテストは上げ幅を縮めた。

JPX日経インデックス400は続落した。終値は前日比214.71ポイント(1.22%)安の1万7444.32だった。東証株価指数(TOPIX)も続落し、23.55ポイント(1.20%)安の1939.61で終えた。

東証1部の売買代金は概算で2兆1142億円。売買高は9億7117万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1839と、全体の8割を占めた。値上がりは279、変わらずは74だった。

ニコンが6%超下げた。協和キリン第一三共が下落した。ファナックも安かった。一方、神戸鋼JFEが上昇した。コナミHDネクソンも高かった。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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