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東証大引け 続伸、ハイテク株に買い 1カ月ぶり高水準、トヨタ1万円台

(更新)

15日の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、前日比279円50銭(0.96%)高の2万9441円30銭で終えた。5月10日(2万9518円)以来約1カ月ぶりの高い水準を付けた。前日の米株式市場でハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数が過去最高値を更新した。東京市場でも運用リスクを取りやすくなった投資家の買いがハイテク株を中心に入った。上げ幅は300円を超える場面があった。

ナスダックのほかS&P500種株価指数も過去最高値を更新し、米フィラデルフィア半導体株指数(SOX)も堅調だった。国内では東エレクアドテスト太陽誘電など半導体や電子部品株に資金が流入した。ダイキンファナックソニーGなども堅調で、相場全体の上昇をけん引した。

東京外国為替市場で円相場が1ドル=110円台前半と円安・ドル高方向で推移したことも追い風となった。輸送用機器や機械、精密機器なども買いが広がり、トヨタは午後に初めて1万円台の大台に乗せた。終値は1万75円だった。

日経平均の上値を抑えていた75日移動平均(2万9110円程度)を明確に上回ったことも、買いに弾みをつけた。チャート上で重要な節目を上抜け、テクニカル分析を重視する個人投資家などの買い意欲が増した面があった。

立憲民主、共産、国民民主、社民の野党4党が15日午前に、菅義偉内閣への不信任決議案を衆院に提出した。もっとも、市場からは現時点での衆院解散を予想する声は聞かれず、与党の反対多数で否決されるとの見方が多い。相場への影響は特にみられなかった。

JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)はともに続伸した。TOPIXは15.73ポイント(0.80%)高の1975.48と、4月5日以来約2カ月ぶりの高値で終えた。医薬品や金属製品の上昇が目立った。一方、空運業や鉄鋼が下げた。

東証1部の売買代金は概算で2兆3725億円。売買高は9億7279万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1218と全体の半数以上を占めた。値下がりは841、変わらずは135だった。

エーザイNECが大幅高。ユニチカ洋缶HD住友不が上げた。一方、鹿島清水建が下げた。IHIANAHD野村が売られた。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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