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東証大引け 5日続伸、景気敏感株に買い TOPIX、29年10カ月ぶり高値

(更新)

15日の東京株式市場で日経平均株価は5日続伸した。終値は前週末比49円14銭(0.17%)高の2万9766円97銭と2月25日以来、約2週半ぶりの高値を付けた。米国の追加経済対策の成立や新型コロナウイルスのワクチン接種の進展で、景気回復の期待が高まり景気敏感株に買いが入った。もっとも買い一巡後は持ち高調整目的の売りが出て上値は重かった。

前週末の米ダウ工業株30種平均が過去最高値を更新した。米国市場で業績が景気変動に影響を受けやすい銘柄が買われた流れを引き継ぎ、海運などが大幅高となった。新型コロナの新規感染者数の増加に歯止めが掛かるなか、政府が首都圏1都3県(東京、神奈川、埼玉、千葉)に発令中の緊急事態宣言について21日までで解除する方向だと一部で伝わり、経済活動の正常化期待も相場を支えた。

米長期金利の上昇で、金融株に買いが入ったほか外国為替市場で円安・ドル高が進み自動車など輸出関連の一角が買われた。もっとも日経平均の上げ幅は限定的だった。金利上昇で株価指標面で割高な成長株は調整しやすいとの見方もあり、半導体関連や電子部品株には売りが目立った。中国国家統計局が15日発表した1~2月の工業生産高は前年同期比35.1%増と市場予想を上回ったが、前年に需要が急減した反動でプラスになるとの見方が多かったため材料視されなかった。

東証株価指数(TOPIX)は5日続伸した。終値は前週末比17.67ポイント(0.91%)高の1968.73と、1991年5月14日以来およそ29年10カ月ぶりの高値を付けた。JPX日経インデックス400は5日続伸した。終値は前週末比141.95ポイント(0.81%)高の1万7763.78だった。

東証1部の売買代金は概算で2兆9345億円。売買高は15億4166万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1800、値下がりは338、変わらずは57銘柄だった。

日本郵政との資本業務提携を発表した楽天が急伸した。ホンダトヨタ日揮HDが上昇した。ANAHD郵船三菱UFJの上げが目立った。半面、ソフトバンクグループ(SBG)や東エレクダイキンは売られた。シャープコナミHDZHDが下落した。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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