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東証大引け 3日続落 2万9000円割れ 年度末控え、利益確定売り意識

23日の東京株式市場で日経平均株価は3日続落し、前日比178円23銭(0.61%)安の2万8995円92銭と、8日以来約2週間ぶりに2万9000円を割り込んで終えた。年度末を控え、これまで上昇してきた景気敏感株やバリュー(割安)株への利益確定売りがかさみ相場の重荷となった。朝方は前日の米株高を受けて上昇し、一時300円超上げて節目の2万9500円に迫る場面もあったが、買いの手は続かなかった。

経済活動の正常化への期待感から、2月以降の上昇相場のけん引役となってきた銀行、鉄鋼、海運などの景気敏感業種への売りが目立った。空運株や百貨店株なども大きく下落した。市場では「年度末を控えた機関投資家などの持ち高調整の動きが出ているのではないか」(国内証券のストラテジスト)との声が聞かれた。

半面、東エレクなどの半導体関連株やエムスリーなどのグロース(成長)株の一角は上昇した。米長期金利の上昇が一服するなか、ハイテク株を中心に前日の米株式相場が上昇した流れを引き継いだ。もっとも、バイデン米政権が近く総額3兆ドル(約330兆円)の新たな経済対策を提示する見通しと伝わり、国債増発による米長期金利の一段の上昇への警戒感も強く上値は限られた。

JPX日経インデックス400は続落した。終値は前日比164.86ポイント(0.92%)安の1万7746.30だった。東証株価指数(TOPIX)も続落し、18.70ポイント(0.94%)安の1971.48で終えた。

東証1部の売買代金は概算で2兆8900億円。売買高は13億7129万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1748と約8割を占めた。値上がりは391銘柄、変わらずは55銘柄だった。

川崎汽ANAHDJフロント日本製鉄JR東日本が売られた。三菱UFJソフトバンクグループ(SBG)、村田製も下落。半面、キヤノンソニーキーエンスなどは上げた。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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