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東証大引け 続落 米資本規制の緩和終了が重荷、グロース株売り

22日の東京株式市場で日経平均株価は続落し、前週末比617円90銭(2.07%)安の2万9174円15銭で終えた。米連邦準備理事会(FRB)が大手銀の資本規制の緩和措置終了を発表し19日のダウ工業株30種平均が下落。米長期金利の上昇持続懸念に加え、先週末に日銀が上場投資信託(ETF)の購入方法を変更したことによる不透明感が投資家心理を冷え込ませた。ルネサスエレクトロニクスの工場火災による半導体不足を警戒した完成車メーカーや自動車部品など関連株下落も重荷になった。

日経平均の下げ幅は一時700円に近づいた。FRBは19日、「補完的レバレッジ比率(SLR)」と呼ばれる規制の一時的な緩和措置を予定通り3月で終了すると発表した。FRBの金融緩和策の出口に向けた動きの一環ではないかとの思惑や、米長期金利の上昇に一服感が見えないことが重なり、国内市場ではグロース(成長)株に対する売りが目立った。

日銀のETF買い入れ方法変更や、東京五輪・パラリンピックでの海外からの一般観客受け入れ断念も下押し材料となった。市場からは「日銀のETF買い入れは相場の強力な下支えになっていたことを考えると、買い入れに関する日銀の方向性が見えるまで買いを手控える投資家が多くなりそうだ」(国内証券ストラテジスト)との見方があった。

JPX日経インデックス400は10営業日ぶりに反落し、終値は前週末比219.27ポイント(1.21%)安の1万7911.16だった。東証株価指数(TOPIX)も10日ぶりに反落し、22.03ポイント(1.09%)安の1990.18で終えた。

東証1部の売買代金は概算で3兆338億円。売買高は13億8426万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1190、値上がりは908、変わらずは97だった。

個別ではルネサスやトヨタデンソーが下落した。ファストリダイキンファナックキッコーマン日産化東京海上も安い。一方、商船三井JR東海JフロントNECは上昇した。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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