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東証大引け 4日続伸 米金利上昇の懸念後退、半導体株に買い

12日の東京株式市場で日経平均株価は4日続伸し、前日比506円19銭(1.73%)高の2万9717円83銭で終えた。2月25日(3万0168円)以来、約2週間ぶりの高値。前日の米国株高を受け投資家心理が上向き、買いが優勢だった。米長期金利の上昇に対する過度な警戒感が和らぐなか、これまでやや軟調に推移していた株価指標面で割高とされる半導体や電子部品株などを中心に買いが広がった。

きょうは株価指数先物・オプション3月物の特別清算指数(SQ)算出日とあって、朝方は売り買いが交錯し方向感が定まりにくかった。期末を控えて利益確定の売りも出やすく、日経平均は小幅ながら下げに転じる場面もあった。

もっとも、メジャーSQ算出を波乱なく通過したあとは、イベントを乗り切ったことへの安心感などから先物主導で買いが強まった。市場からは相場のトレンドに追随する売買で運用するCTAなどが新たに6月物の持ち高を形成しているのではないかとの指摘もあった。日本時間12日の米株価指数先物がきょうの米株式相場の上昇を見込んで堅調に推移したことも、投資家心理を強気に傾けた。

欧州中央銀行(ECB)が11日の理事会で、国債など資産買い入れのペースを加速すると決めたことも、米国を中心に広がっていた金利上昇への過度な警戒感を和らげ、買い安心感につながった面もあった。

JPX日経インデックス400は4日続伸。終値は前日比246.70ポイント(1.42%)高の1万7621.83だった。東証株価指数(TOPIX)も4日続伸し、26.14ポイント(1.36%)高の1951.06で終えた。

東証1部の売買代金はSQ算出に伴う売買の影響で、3兆6235億円と膨らんだ。売買高は15億8290万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1243と、全体の6割近くを占めた。値下がりは844銘柄、変わらずは108銘柄だった。

東エレクが終値で9営業日ぶりに反発。スクリンディスコ信越化SUMCOなど半導体関連銘柄が大幅高となった。安川電太陽誘電ダイキンも上げた。楽天は8.6%高だった。一方、宝HLDTOTO東急不HDが売られた。Jフロント三越伊勢丹も下げた。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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