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東証大引け 大幅続落で1カ月ぶり安値 コロナ嫌気、業績予想警戒

21日の東京株式市場で日経平均株価は大幅続落し、前日比591円83銭(2.03%)安の2万8508円55銭と、2万9000円の節目を下回り、3月24日(2万8405円)以来およそ1カ月ぶりの安値を付けた。下げ幅は3月22日(617円)以来の大きさ。新型コロナウイルスの世界的な感染拡大に歯止めがかからず、投資家が運用リスクを避ける姿勢を強めた。鉄鋼株や非鉄株など景気敏感株を中心にほぼ全面安だった。

前日の欧米株式相場が軒並み下げた流れを引き継いで、日経平均は朝方から節目の2万9000円を下回った。国内では大阪府が20日に緊急事態宣言の発出を政府に要請したのに続き、東京都や兵庫県も要請する方向。大型連休の経済活動が大幅に制限されるのは避けられないとの見方が投資家心理を悪化させた。

市場では「かねて指摘される半導体不足に緊急事態宣言が加わり、これから決算発表と同時に開示される業績見通しは製造業も内需企業も懸念が拭えず、いったん利益確定売りが出やすくなっている」(岡三証券の松本史雄チーフストラテジスト)との声が聞かれた。

日経平均は後場に一段安になり、700円安に迫る場面があった。日銀が前日の大幅な株安で上場投資信託(ETF)を買い入れなかったのに続き、21日も買いを見送ったのではないかとの一部観測が重荷になった。

JPX日経インデックス400は大幅に3日続落。終値は前日比350.52ポイント(2.02%)安の1万6989.96だった。東証株価指数(TOPIX)も大幅に3日続落し、38.07ポイント(1.98%)安の1888.18で終えた。

東証1部の売買代金は概算で2兆6462億円。売買高は12億6232万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は2028と全体の9割超を占めた。値上がりは132銘柄、変わらずは31銘柄だった。

楽天グループ東芝日本製鉄などが大幅安だった。一方でソフトバンクグループ(SBG)や第一三共が上げた。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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