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東証大引け 3日ぶり反発し2万8000円台回復 米CPIの伸び鈍化で

11日の東京株式市場で日経平均株価は3日ぶりに反発し、前日比817円47銭(2.98%)高の2万8263円57銭で終えた。終値で心理的な節目の2万8000円台を回復するのは9月13日(2万8614円)以来およそ2カ月ぶりで、上げ幅は約1カ月ぶりの大きさだった。10月の米消費者物価指数(CPI)を受けて前日の米株式相場が急騰したのをきっかけに、ハイテク株をはじめ幅広い銘柄に買いが入った。

米労働省が10日発表した10月のCPIが市場予想を下回る伸びにとどまり、米連邦準備理事会(FRB)が利上げペースを緩めるとの見方から米株式相場が急伸。急速な米利上げに伴う景気減速懸念が後退し、11日の東京市場でも投資家心理が上向いて活発な物色につながった。

これまで株価がさえなかった値がさのハイテク株を中心に買いが強まり、東エレクアドテストの2銘柄で日経平均を170円ほど押し上げた。

午後には死刑をめぐり不適切な発言をした葉梨康弘法相について、岸田文雄首相が更迭する方針を固めたと相次ぎ伝わったが、相場への影響は限られた。

東証株価指数(TOPIX)は3日ぶりに反発し、終値は前日比41.10ポイント(2.12%)高の1977.76だった。約2カ月ぶりの高値となった。

東証プライムの売買代金は概算で4兆8749億円。売買高は17億4368万株だった。株価指数オプションとミニ日経平均先物11月物のSQ(特別清算指数)算出に絡む売買があった。東証プライムの値上がり銘柄数は1260と、全体の約7割を占めた。値下がりは517銘柄、変わらずは59銘柄だった。

エムスリーサイバーリクルートが上昇。安川電キーエンスも高い。半面、ニコンテルモが下落した。高島屋三越伊勢丹も売られた。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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