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東証大引け 6日ぶりに反落 海外インフレへの警戒も重荷に

10日の東京株式市場で日経平均株価は6営業日ぶりに反落し、前日比422円24銭(1.49%)安の2万7824円29銭で終えた。前日の欧米株式相場が総じて下落した流れを受け、東京市場でも幅広い銘柄に売りが出た。日経平均が前日までの5営業日で800円超上昇した後で、週末を控えた持ち高調整の売りも出やすかった。

9日には欧州中央銀行(ECB)が7月に量的緩和を終了し、同月中に利上げする方針を示した。インフレ見通しによっては9月にも大幅な利上げに踏み切る可能性も示唆した。欧州経済の減速が世界経済にも影響するとの懸念が強まり、同日の欧米市場では主要な株価指数が総じて下落した。東京市場でも機械や鉄鋼、非鉄といった景気敏感銘柄の下げが目立った。

日本時間10日夜には米国の5月の消費者物価指数(CPI)が発表される。足元の原油など資源価格の上昇で、米国のインフレが再加速することへの警戒もある。インフレが進み米長期金利が上がると割高感が意識されやすい高PER(株価収益率)のグロース(成長)株にも売りが出ていた。

半面、百貨店や不動産など内需関連の一角には買いが入った。観光目的のビザ発給が再開されるなど、日本の景況感の改善が続いているとの見方が支えとなった。朝方には株価指数先物・オプション6月物の特別清算指数(SQ)の算出にからんだ売買もあった。

東証株価指数(TOPIX)は続落した。終値は前日比25.96ポイント(1.32%)安の1943.09だった。

東証プライムの売買代金は概算で3兆1449億円。売買高は12億7253万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は1634と、全体の9割弱を占めた。値上がりは176、変わらずは28だった。

クボタファナックが下落した。日本製鉄住友鉱が売られ、リクルートファストリも安かった。一方、太平洋セメは大幅高。積ハウス三越伊勢丹T&Dも買われた。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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