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東証大引け 続落で3週ぶり安値、中国恒大問題を懸念

22日の東京株式市場で日経平均株価は続落し、前日比200円31銭(0.67%)安の2万9639円40銭で終えた。3日以来、約3週間ぶりの安値となった。中国の不動産大手、中国恒大集団の債務問題を巡る不透明感を背景に運用リスクを回避する売りが続いた。円相場が一時1ドル=109円台前半まで円高・ドル安が進み、輸出関連を中心に収益目減りを意識した売りも出た。下げ幅が260円を超える場面もあった。

午前の中ごろには一時上昇に転じた。中国恒大集団が同日午前、23日に期日が到来する人民元建て債の利払いを実施すると発表し、同問題を巡る不透明感が後退するとの思惑から買いが優勢となった。

もっとも、買いの勢いは続かなかった。「同日に利払いが到来するドル建て債については言及がない」との見方もあり再び売りが優勢となった。「債務問題を巡る状況は大きく変わらない」(SMBC日興証券の太田千尋投資情報部部長)との声も聞かれた。

午後の中ごろからは安値圏で小動きとなった。日本時間23日に結果発表を控える米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に様子見ムードが強まった。

日銀は22日まで金融政策決定会合を開き、大規模な金融緩和の維持を決めた。市場では想定通りとの受け止めが多く、株式相場への影響は限られた。

JPX日経インデックス400は続落。終値は前日比193.60ポイント(1.04%)安の1万8478.69だった。東証株価指数(TOPIX)も続落し、21.00ポイント(1.02%)安の2043.55で終えた。

東証1部の売買代金は概算で2兆8901億円。売買高は12億359万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1847と、全体の8割強を占めた。値上がりは287、変わらずは53銘柄だった。

トヨタダイキンファナックが下げた。TOTOなど中国関連の一角も安い。一方、ファストリソフトバンクグループ(SBG)は上昇した。郵船など海運株の上げも目立った。

きょう東証1部に上場した金融システム開発を手掛けるシンプレクスは9時4分に公開価格(1620円)を40円(2.5%)上回る1660円で初値を付けた。終値は2060円だった。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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