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東証大引け 反落 高値警戒感が重荷、SBG急伸で下げ幅限定

10日の東京株式市場で日経平均株価は反落し、前日比61円70銭(0.23%)安の2万6756円24銭で終えた。前日の米株式相場の下落や高値警戒感の強まりを受けた利益確定売りが重荷となり、下げ幅は一時170円を超えた。一方でソフトバンクグループ(SBG)の急伸は支えとなった。

日経平均は前日に約29年8カ月ぶりの高値を付けており、利益確定を目的とした売りが朝方から優勢だった。心理的な節目の2万7000円を前にして上値の重さも意識されやすかった。ハイテク株など過熱感のある銘柄を中心に売りが膨らんだ。

米国で追加経済対策をめぐる与野党協議が停滞するなか「早期成立への期待が後退して先行き景気への影響が懸念された」(国内運用会社)のも相場の重荷となった。

一方、日経平均への寄与度が大きいSBGは相場を下支えした。MBO(経営陣が参加する買収)に関する思惑などを材料に、株価は前日に続き急上昇。一段高となった午後には、日経平均は上昇に転じる場面もあった。SBGは1銘柄でこの日の日経平均を176円押し上げた。

日本時間10日夜の欧州中央銀行(ECB)理事会の結果発表を前に、追加緩和を見越した買いが入ったとの見方もあった。新型電気自動車(EV)の実用化が本格化すると報じられこともあり、EV関連銘柄の一角にも買いが入った。

JPX日経インデックス400は反落し、終値は前日比57.91ポイント(0.36%)安の1万6091.40だった。東証株価指数(TOPIX)も反落し、3.21ポイント(0.18%)安の1776.21で終えた。

東証1部の売買代金は概算で2兆7269億円。このうちSBGが約2割を占めた。売買高は11億8216万株だった。東証1部の値下がり銘柄数は1339と、全体の約6割を占めた。値上がりは739、変わらずは101銘柄だった。

太陽誘電アドテストスクリンなど主力の半導体や電子部品関連が軒並み下落した。川崎汽商船三井楽天電通グループも売られた。エプソン、オムロンなども下げた。一方、三井金東邦鉛コニカミノルキヤノンが買われた。三越伊勢丹セブン&アイも上げた。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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