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東証大引け 大幅続伸 2万9000円台 TOPIXは91年6月以来高値、景気敏感株に買い

8日の東京株式市場で日経平均株価は大幅に続伸し、前週末比609円31銭(2.12%)高の2万9388円50銭と1990年8月3日(2万9515円)以来、約30年半ぶりの高値で終えた。米追加経済対策の早期成立に対する期待感が高まり、投資家心理が上向いた。企業業績の回復が進んでいるとの見方が強まっていることや、8日のアジア株が堅調に推移したことも追い風で幅広い銘柄が買われた。

東証株価指数(TOPIX)は続伸し、33.00ポイント(1.75%)高の1923.95と1991年6月以来約29年8カ月ぶりの高値水準で終えた。米上下院は5日、予算決議案を可決した。バイデン大統領が公表した1.9兆ドル(約200兆円)規模の新型コロナウイルスの経済対策が早期に成立するとの観測が強まり、鉄鋼、鉱業、海運業など景気敏感株を中心に買われた。TOPIXの33業種は全業種が上昇した。

内閣府が8日午後に発表した1月の景気ウオッチャー調査によると、景気の現状判断指数(DI、季節調整値)は前月比3.1ポイント低い31.2で、2020年5月以来の低水準に沈んだ。三菱UFJ国際投信の石金淳チーフファンドマネジャーは「投資家は足元ではなく、すでに2022年3月期の業績に目を向けている。TOPIXが高値を付けたのは業績回復に投資家が自信を強めて幅広い銘柄を買い始めたためだ」と指摘した。

JPX日経インデックス400は続伸し、終値は前週末比316.94ポイント(1.86%)高の1万7397.66だった。東証1部の売買代金は概算で3兆3924億円。売買高は15億8595万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1710と、全体の約8割を占めた。値下がりは429、変わらずは52だった。

個別では日本製鉄神戸鋼が大幅高。ソフトバンクグループ(SBG)、ダイキンアドテストセコムコナミHD国際石開帝石商船三井菱地所三井住友FGなども上昇した。一方、ソニー日産化スズキは下落した。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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