東証14時 下げ渋り2万6060円近辺 先物に散発的な買い
29日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価はやや下げ渋り、前日比280円ほど安い2万6060円近辺で推移している。株価指数先物に散発的な買いが入り、現物株にも波及した。
積極的に下値を拾う動きは限られているとの見方がある。市場では「年末年始の連休中の不測の事態に備えるため、短期志向の投資家がリスクを落として株価指数先物を売る動きが優勢だ」(東海東京調査センターの鈴木誠一チーフエクイティマーケットアナリスト)という声がある。
14時現在の東証プライムの売買代金は概算で1兆5061億円、売買高は6億6184万株だった。
INPEXや板硝子が引き続き安い。JTやサッポロHDも大幅安となっている。一方、ネクソンやエーザイが上げ幅を広げている。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕