東証14時 やや下げ渋る 米株先物の上昇で
29日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価はやや下げ渋り、前日比130円ほど安い2万8030円近辺で推移している。米株価指数先物が日本時間午後の取引で上昇しており、短期筋が株価指数先物の売りの勢いを弱めた。
中国当局は、新型コロナウイルスの防疫措置に関する記者会見を日本時間29日16時から開くと発表した。ただ、市場では「会見内容の詳細が判明するまでは動きづらい」(大和証券の壁谷洋和チーフグローバルストラテジスト)との声が聞かれ、現時点で相場全体の地合いに与える影響は限られている。
14時現在の東証プライムの売買代金は概算で1兆8776億円、売買高は7億8944万株だった。
東電HDや関西電が下げた。村田製やアルプスアルが引き続き安い。一方、ファストリや資生堂が上げ幅を拡大している。住友鉱や出光興産が高い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕