東証14時 高い水準で小動き 決算発表の本格化前に様子見も
19日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は前日比180円ほど高い2万6900円台後半と高い水準で小動きとなっている。円相場が1ドル=128円台まで下落したものの、一段と上値を追う雰囲気は乏しい。
21日の日電産を皮切りに主要企業の決算発表が本格化するのを控えて次第に様子見ムードも広がりやすいようだ。「各社の2022年3月期の業績見通しを見極めるまでは相場も方向感が出にくい」(国内運用会社のストラテジスト)との声が聞かれる。
14時現在の東証プライムの売買代金は概算で1兆4748億円、売買高は6億3138万株だった。
郵船や商船三井、マツダや日産自が上昇している。半面、エムスリーや富士通、ネクソンが安い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕