東証14時 上値重い 節目の2万8000円に接近で利益確定
6日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は上値の重い展開。前日に比べ80円程度高い2万7900円近辺で推移している。午後に入り、日経平均の上げ幅は100円を超え、心理的節目の2万8000円が意識される場面があった。ただ、9月以降は2万8000円台が定着できない状況が続いており、市場では「個人投資家が早めに利益確定の売りを出している」(ネット証券の情報担当者)との指摘が出ていた。
14時現在の東証プライムの売買代金は概算で1兆7948億円、売買高は6億9183万株だった。
ファストリがさらに上げ幅を広げ、1銘柄で日経平均を約50円押し上げている。KDDIとコナミGも高い。半面、外資系証券が投資判断を引き下げたソフトバンクグループ(SBG)は午後に下げ幅を拡大した。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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