東証14時 小動き 売買材料乏しい、長期資金入らず
4日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は前週末比140円ほど高い2万6070円台近辺で推移している。追加の売買材料が乏しく、小幅な値動きにとどまっている。
丸三証券の丸田知広エクイティ部長は「4日は米市場が休場のため上値を買ってくるような海外勢も少なく、腰の入った長期資金は入っていない」と話す。6日に6月開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨や6月の米サプライマネジメント協会(ISM)の非製造業景況感指数の公表を控えているのも、上値の重さにつながっているとみていた。
14時現在の東証プライムの売買代金は概算で1兆7269億円、売買高は7億7673万株だった。
ミネベアやセブン&アイ、花王が高い。半面、ニコンやファストリ、KDDIが売られている。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕