東証14時 上げ幅縮小、「東京・名古屋GoToトラベル除外へ」報道で
14日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は上げ幅を縮小。前週末比で90円ほど高い2万6700円台半ばで推移している。政府が観光支援策「Go To トラベル」で東京都と名古屋市を目的地とする旅行を一時的に除外する方針を固めたとの一部報道が売り材料視された。ただ日本時間14日の米株価指数先物が堅調に推移し、支えとなっている。
ちばぎんアセットマネジメントの奥村義弘シニアアナリストは、「企業業績の回復期待が下値を支えているが、今週は中国経済指標の発表や米連邦公開市場委員会(FOMC)などを控えており、積極的に上値を追うのは難しい」と指摘した。
14時現在の東証1部の売買代金は概算で1兆5361億円、売買高は7億7707万株だった。
個別ではソフトバンクグループ(SBG)、トヨタ、任天堂、NTT、三菱重、コニカミノルが高い。一方、ヤマハ、テルモ、オリンパスなどは売られている。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕