東証14時 下げ幅拡大、2週ぶりに一時2万7000円割れ ソフトバンクGは6%超安
13日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は下げ幅を広げ、前週末比840円ほど安い2万6900円台後半で推移している。節目の2万7000円を下回るのは、5月27日以来、およそ2週間ぶり。米株価指数先物が日本時間13日午後の取引で下げ幅を広げると、日経平均先物にも短期筋の売りが出て指数を押し下げた。
市場では「米株式相場が下げ止まらないなか、短期的には日本株にも警戒感が強まりやすい地合いにある」(岡三証券の松本史雄チーフストラテジスト)との指摘があった。外国為替市場で円相場が対ドルや対ユーロで一段と下落しているが、日本株の支援材料にはなっていない。
14時現在の東証プライムの売買代金は概算で1兆9971億円、売買高は8億5072万株だった。
ソフトバンクグループが一段安となり6%超下げている。クボタやダイキン、オムロンも下落。東エレクやファストリも安い。一方、明治HDやJTといった食品株、千葉銀やコンコルディといった地銀株の一部には買いが入っている。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕