東証14時 伸び悩み、高値警戒で利益確定売り
13日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は伸び悩み、前日比300円ほど高い2万8400円台後半で推移している。足元の急ピッチの相場上昇を受け、2万8500円を上回る水準では高値警戒感が一段と強まり、海外の短期筋などを中心に利益確定売りが出た。
西村康稔経済財政・再生相が同日午後、専門家で構成する基本的対処方針等諮問委員会で、緊急事態宣言の対象に関西の3府県などを追加する案を諮問した。ただ相場には織り込み済みで反応は乏しい。
14時現在の東証1部の売買代金は概算で1兆8518億円、売買高は8億6301万株だった。
コナミHDやネクソン、バンナムHDが買われた。東エレクやアドテストが上昇し、SUMCOやトクヤマも高い。一方で東宝が大幅安。大ガスや東ガス、東電HDや関西電が売られている。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕