東証14時 高値圏で小動き 「米雇用統計まで上値重い」
3日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は、前日比60円ほど高い2万9400円台後半と高値圏で小動きとなっている。「5日に発表される2月の米雇用統計の結果を見極めるまでは、米長期金利への警戒感も残り、投資家は積極的に運用リスクをとりにくいのではないか」(みずほ証券の三浦豊シニアテクニカルアナリスト)と、当面の上値の重さを指摘する声が聞かれる。
14時現在の東証1部の売買代金は概算で1兆6525億円、売買高は8億3888万株だった。
神戸鋼やJFEが買われている。三井E&Sや日立造も高い。一方で信越化やエムスリー、アドテストなど安い。京王や京成も下落している。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕