東証14時 上げ幅拡大し2万7500円台 先物買い続く
(更新)
22日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は上げ幅を広げ、祝日前の20日終値に比べて560円ほど高い2万7500円台前半で推移している。株価指数先物に買いが続き、現物株にも波及している。
市場では「TOPIX先物への小口の買いに加え、日経平均先物を買い戻す向きがある」(国内証券トレーダー)との声があった。欧米の金融システム不安を背景に下値警戒感を高め、株価指数先物を売っていた投資家が買い戻しに走っているようだ。現物株では値がさのファストリが上げ幅を広げ、1銘柄で日経平均を50円超押し上げている。
14時現在の東証プライムの売買代金は概算で1兆9480億円、売買高は8億4122万株だった。
TDKやキーエンスが上げ幅を広げた。第一三共や荏原も大きく上昇している。半面、HOYAや味の素、オリンパスが下落している。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕