東証14時 一進一退 非鉄金属や鉄鋼が高い
2日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は前日終値(2万7516円)を挟み一進一退となっている。前日比ほぼ横ばいの2万7500円台前半で推移している。相場全体を動かすような新規の材料は見当たらず、方向感のない動きとなっている。
東証業種別騰落率ランキングでは「非鉄金属」や「鉄鋼」、「海運業」の上昇が目立っている。みずほ証券の倉持靖彦マーケットストラテジストは「材料難で個別物色が強まっている。中国の経済回復や配当利回りの高さに着目した買いが入っている」とみていた。
14時現在の東証プライムの売買代金は概算で1兆7990億円、売買高は7億6045万株だった。
野村が下げ幅を拡大。中部電やシチズンが売られている。半面、エーザイやソフトバンクグループ(SBG)が上げ幅を拡大している。KDDIやオリンパスが高い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕