東証14時 130円高で推移 不動産株が堅調、商いは盛り上がらず
22日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価はやや上げ幅を広げている。前日に比べ130円程度高い2万6500円台前半で推移している。午後に入り、不動産株が堅調だ。日本時間22日の米株価指数先物が上昇しているのも日経平均の押し上げにつながっている。ただ、午前高値(2万6585円)を上回るほどの勢いはない。
市場では「日銀の金融緩和修正で円安という前提が崩れてしまったため、日本株はしばらくは落ち着きどころを探る展開が続くだろう」(大和証券の林健太郎シニアストラテジスト)との声が聞かれた。
商いは盛り上がっていない。14時現在の東証プライムの売買代金は概算で1兆7934億円、売買高は8億705万株だった。ともに前日の同時点(2兆7210億円、13億296万株)を大幅に下回っている。
三井不が4%高。KDDI、ファナック、トヨタが高い。一方、東エレク、ダイキン、ヤマトHDが下げている。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕