東証14時 下げ幅540円に拡大 大ガスと東ガスは大幅下落
1日後場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は一段安となり、前日比540円ほど安い2万5800円台半ばで推移している。米株価指数先物が日本時間1日午後の取引で下げ幅を広げており、日本株の投資家心理の重荷になっている。日本時間今晩に6月の米サプライマネジメント協会(ISM)の製造業景況感指数の発表を控え、持ち高調整の動きも出ているようだ。
三井住友DSアセットマネジメントの市川雅浩チーフマーケットストラテジストは、「最近の弱い米経済指標からISM製造業景況感指数に対する警戒感も強まっており、海外投資家を中心にリスク資産を売却する動きにつながっている」とみていた。
14時現在の東証プライムの売買代金は概算で2兆1518億円、売買高は9億2508万株だった。
東ガスや大ガスが大幅安。東エレク、ホンダ、ブリヂストン、任天堂も売られている。半面、キッコマンや味の素、野村総研は高い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕