東証後場寄り 下げ幅縮小、中国株の上げが支え
9日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は下げ幅を縮小し、前日比90円程度安い2万7500円台前半で推移している。米株価指数先物の日本時間9日昼の取引での堅調推移が支援材料となっている。中国・上海株や香港株が朝安後上昇しているのも、投資家心理を支えている。
前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約265億円成立した。
12時45分現在の東証プライムの売買代金は概算で1兆3693億円、売買高は5億5418万株だった。
スズキは後場一段安となっている。ZHDやSUBARUの下げも目立つ。一方、東レや住友鉱、三井物は高い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕