東証後場寄り 堅調 三井E&S・東電HDが上げ幅拡大
8日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は前日比260円程度高い2万8200円前後で堅調に推移している。円安進行を受けて輸出関連株を中心とした買いが引き続き相場を支えている。
東証業種別では、33業種中29業種が上昇している。鉱業や不動産業、卸売業が上昇率の上位に入っている。一方、下落率のトップは海運業となっている。
前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約755億円成立した。
12時45分現在の東証プライムの売買代金は概算で1兆6924億円、売買高は7億5107万株だった。
三井E&Sや東電HDが上げ幅を拡大。日揮HDやエムスリー、IHIが高い。一方、第一生命HDや三菱マ、大日印が安い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕