東証後場寄り 伸び悩み 東エレクなどハイテクが安い
6日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価はやや伸び悩み、前週末比230円程度高い2万7700円台半ばで推移している。日銀の次期総裁を巡る報道を手掛かりにした円安・ドル高が一服するなか、株買いの勢いも鈍っている。前週末の米株式相場が下落した流れを引き継いでハイテク株の一角が安く、東エレクは午後に入って下げ幅を広げた。
前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約263億円成立した。
12時45分現在の東証プライムの売買代金は概算で1兆7624億円、売買高は7億8834万株だった。
ファストリ、テルモ、ホンダ、住友不が高い。一方、アドテスト、ソニーG、キッコマンが安い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕