東証後場寄り 小幅高 素材関連や銀行など高い
15日後場寄り付きの東京株式市場で、日経平均株価は小幅に上昇し前日比60円ほど高い2万8020円前後で推移している。米利上げペースの鈍化期待が支えとなり底堅い展開となっている。中国のゼロコロナ政策の修正期待も根強く、非鉄や鉄鋼など素材関連株への買いもみられる。決算発表を受けて銀行など金融株の一角も高い。
前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約75億円成立した。12時45分現在の東証プライムの売買代金は概算で1兆8864億円、売買高は7億2434万株だった。
神戸鋼、三井住友FG、SUMCOが買われている。アドテスト、太陽誘電、任天堂も高い。半面、リクルート、エムスリー、KDDIは安い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕