東証後場寄り 安値圏 東エレクやアドテストは一段安
15日後場寄り付きの東京株式市場で、日経平均株価は前日比220円程度安い2万6400円台前半と、きょうこれまでの安値圏で推移している。日本時間16日未明に公表される米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果に警戒感が強まるなか、東エレクやアドテストといった値がさのハイテク株の一角が午後にきょうの安値を付けている。
ただバリュエーション(投資尺度)面での日本株の割安感を指摘する声もあり、相場は積極的に下値を探る展開にもなっていない。
前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約360億円成立した。
12時45分現在の東証プライムの売買代金は概算で1兆4755億円、売買高は6億5311万株だった。
三越伊勢丹や高島屋が安い。三井E&S、日立造も売られている。半面、シャープや住友大阪、帝人が高い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕