東証後場寄り 前引け水準で小動き、海運株は明暗分かれる
3日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は前場終値(2万7518円)近辺で小動きとなっている。前場は一時200円高となる場面もあったが、日本時間同日午後の米ナスダック総合株価指数先物が軟調となっていることもあり利益確定売りが出て伸び悩んでいる。
業種別では引き続き精密機器や電気機器、証券が高い。昼休み中に決算を発表した海運株では川崎汽が上昇し、郵船は下落と明暗の分かれる動きとなっている。
前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約86億円成立した。
12時45分現在の東証プライムの売買代金は概算で1兆9288億円、売買高は8億5239万株だった。
HOYAやキーエンスが高い。野村、ANAHD、OLC、中外薬、エムスリーも買われている。半面、JALやネクソン、三菱重は安い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕