東証後場寄り きょうの高値圏で推移 アジア株高も支え
22日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は祝日前の20日終値に比べて500円程度高い2万7400円台半ばと、きょうの高値圏で推移している。アジアの株式相場が総じて堅調で、投資家心理の支えとなっている。
市場では「22日には米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果が公表されるため、国内の機関投資家は慎重姿勢を強めている」(国内証券トレーダー)との声もあった。
前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約101億円成立した。
12時45分現在の東証プライムの売買代金は概算で1兆6347億円、売買高は7億1238万株だった。
荏原が6%あまり上昇している。第一三共や野村、大和が高い。半面、味の素が下げ幅を広げた。HOYAや住友不、菱地所が下落している。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕