東証後場寄り 軟調、310円安 アジア株安が重荷に
12日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は前日比310円程度安い2万5900円近辺で軟調に推移している。グロース(成長)株を中心に売りが出ており、指数を下押ししている。アジア株式市場で香港や台湾などの相場が下げていることも日本株の重荷となっている。
東証株価指数(TOPIX)のグロース指数は1.1%安程度で推移している。一方、PBR(株価純資産倍率)が低い銘柄で構成するバリュー(割安)指数は0.1%ほど下げている。
前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約487億円成立した。
12時45分現在の東証プライムの売買代金は概算で1兆7598億円、売買高は7億9363万株だった。
ソフトバンクグループとエムスリーは下げ幅を拡大している。花王やスズキ、ZHDも売られている。一方、オリンパスやダイキン、ソニーGは買われている。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕