東証後場寄り 小安い 米株先物の下落が重荷
22日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は小安い。前日比100円ほど安い2万8600円台半ばで推移している。来週から国内主要企業の決算発表が本格化するのを前に、買いを手控えるムードが広がっている。米株価指数先物が下落していることも重荷だ。
一方、パナソニックなど証券会社が目標株価を引き上げた銘柄に買いが入り、相場を下支えしている。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)はともに下落している
前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約220億円成立した。
12時45分現在の東証1部の売買代金は概算で1兆3823億円、売買高は7億1619万株だった。
太陽誘電は下げ幅を拡大。中外薬、アステラス、エーザイが安い。一方、東電HDが上げ幅拡大。信越化、アドテストは堅調。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕