東証後場寄り 安い水準で小動き 日銀ETF買い期待が支え
21日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は安い水準で小動きとなっている。前週末比130円程度安い2万6600円台前半で推移している。英国での新型コロナウイルスの変異種による感染拡大などが引き続き相場の重荷となる一方、日銀による上場投資信託(ETF)買いへの期待が支えとなっている。
午前の東証株価指数(TOPIX)の下落率は0.65%と、日銀のETF買い発動の目安とみられている0.5%を上回った。
前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約442億円成立した。
12時45分現在の東証1部の売買代金は概算で1兆1472億円、売買高は6億2221万株だった。
日産自、いすゞ、住友不、三井不が安い。ファストリは下げ幅を縮めている。一方、東邦鉛、住友電、ダイキン、三菱UFJが高い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕