東証後場寄り 一時700円安、2万5000円割れ ソフトバンクG、ファストリ安値
11日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は前日比630円程度安い2万5060円近辺で推移している。下げ幅は一時700円を超え、心理的な節目の2万5000円を下回る場面があった。東京市場の昼休み中に香港株や上海株のアジア株が一段安となっており、投資家がリスク回避の動きを加速している。
東証株価指数(TOPIX)の午前の終値が前日比1.99%安と、日銀が株価指数連動型上場投資信託(ETF)を買い入れる基準とみなされている2%に届かなかったことも売りを促しているようだ。
12時45分現在の東証1部の売買代金は概算で2兆652億円、売買高は8億8299万株だった。
日経平均寄与度の大きいソフトバンクグループ(SBG)やファストリが昨年来安値を更新。TDKやキーエンスも安い。半面、INPEXや日揮HD、丸紅などが買われている。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕