東証後場寄り 一時下げ幅拡大 ゲーム株安い、米株価指数先物高は支え
10日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は前引けとほぼ同水準の前日比250円ほど安い2万6060円前後で推移している。再び2万6000円を下回る場面もあった。株価指数先物に断続的な売りが出て相場を下押ししている。きょうの大引け後に決算発表を控えるソニーGのほか、バンナムHDやコナミHDなどゲーム株の一部がさえない。
もっとも、米株価指数先物が日本時間10日昼の取引で上昇しており、一段安への警戒感は和らいでいる。朝方に安く始まった機械株が上昇に転じるなど、下値では買いを入れる動きもみられる。
前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約311億円成立した。
12時45分現在の東証プライムの売買代金は概算で1兆8069億円、売買高は7億7505万株だった。
NTTデータと日製鋼が安い。トヨタとデンソーは下げた。一方、ダイキンとファナックは上げた。アステラスと中外薬、エーザイは高い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕