東証後場寄り やや上げ幅縮小 空運が上昇率トップ
10日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価はやや上げ幅を縮め、前日比920円程度高い2万5600円台前半で推移している。主力銘柄の一部には断続的に買いが入る半面、午前の上げ幅が大きかったこともあって、戻り待ちや利益確定の売りに押されている。
業種別東証株価指数(TOPIX)では、空運業が上昇率トップとなっている。輸送用機器や化学の上昇も目立つ。一方、33業種中、下落しているのは鉱業だけにとどまっている。
前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約21億円成立した。
12時45分現在の東証1部の売買代金は概算で1兆8144億円、売買高は8億3172万株だった。
昭電工が午前に続き10%高となる場面がある。日産自やAGC、NXHDも買われている。一方、大平金やセブン&アイは午前に続き安い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕