東証後場寄り 下げ幅縮小 日銀のETF買い観測支え
14日後場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は下げ幅を縮小し、前営業日比600円程度安い2万7100円近辺で推移している。心理的な節目の2万7000円を割った水準では、押し目買いや売り方の買い戻しが入ってやや値を戻している。
東証株価指数(TOPIX)は午前に前営業日比2.02%下げており、日銀による上場投資信託(ETF)買い観測も相場の下支え要因となっているようだ。
前引け後の東証の立会外で、国内外の大口投資家が複数の銘柄をまとめて売買する「バスケット取引」は約240億円成立した。
12時45分現在の東証1部の売買代金は概算で1兆8375億円、売買高は7億9710万株だった。
村田製やスクリン、アドテストが安い。半面、鹿島や菱地所が上昇している。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕