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東証前引け 反発、朝方急伸も利益確定売りで伸び悩む

9日午前の東京株式市場で日経平均株価は反発し、前日比110円68銭(0.37%)高の2万9819円66銭で終えた。前日の米株式市場では長期金利の低下を背景に主要な株式指数が上昇。この流れを好感した買いが優勢となった。朝方は上げ幅を300円超に拡大し、3万円台に乗せる場面もあったが、その後は利益確定の売りに押されて徐々に上げ幅を縮めた。

前日の米株式市場ではダウ工業株30種平均やハイテク株比率の高いナスダック総合株価指数が上昇。東京市場でも半導体関連銘柄の一部などに買いが膨らむ場面があった。市場では、年度初めの益出しの売りが一巡し、新規の買いが入り始めたとの見方が出ていた。アセットマネジメントOneの清水毅調査グループ長は「目新しい材料に乏しい中で、米長期金利の上昇が一服したことが買い安心感につながっている」とみていた。

もっとも、前日に今期営業利益予想の上方修正を発表したファストリが朝高後に下落に転じるなど、上値での売り圧力の強さも目立った。

JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)はともに反発した。

前引け時点の東証1部の売買代金は概算で1兆4846億円、売買高は5億9435万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1457と、全体の約6割強を占めた。値下がりは618、変わらずは113だった。

オリンパスコニカミノルが上昇した。日立も買われた。一方、ソフトバンクGは小幅に下落。神戸鋼日本製鉄が売られた。T&Dも安かった。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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