東証前引け 反発、328円高 米株高で買い戻し
7日午前の東京株式市場で日経平均株価は反発し、前週末比328円92銭(1.21%)高の2万7528円66銭で前場を終えた。前週末の米株式相場の上昇を受けて日本株にも買い戻しが入った。主力の値がさ株を中心に買われた。
日経平均はじわじわ上げ幅を広げて350円超上昇する場面があった。前週末に発表された10月の米雇用統計は、米金融引き締めに対する警戒感を強めるような内容ではなかったとの受け止めが短期筋の買い戻しを誘った。前週末の米市場で半導体関連が大きく上昇したのも東エレクなどにとって支援材料になった。
東証株価指数(TOPIX)は反発した。
前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で1兆4905億円、売買高は6億2729万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1330と、全体の約7割だった。値下がりは452、変わらずは54銘柄だった。
ファストリ、ソフトバンクグループ(SBG)、ダイキン、エムスリーが上昇した。一方、キッコマン、協和キリン、リコー、パナHDが下落した。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕