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東証前引け 反発し514円高 米金融システム不安の後退で銀行に買い

22日午前の東京株式市場で日経平均株価は反発し、前引けは祝日前の20日終値に比べ514円10銭(1.91%)高の2万7459円77銭だった。米当局が金融システム不安の拡大防止策を続けるとの見方から前日の米株式相場が大幅に上昇した。投資家心理の改善に伴う買いが銀行や証券など金融株を中心に入った。

イエレン米財務長官が21日、「銀行危機が悪化すれば預金をさらに保護する用意がある」と述べた。金融システムが不安定化するとの懸念が和らぎ、同日の米株式市場では銀行株が軒並み上昇した。21日の欧州市場でもスイス金融大手の同業買収や各国中央銀行の迅速な対応で、銀行株が大きく上昇した。東京市場では海外投資家を中心に運用リスクをとる姿勢が改めて強まり、海運や鉄鋼など景気敏感株も上昇が目立った。

前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で1兆4924億円、売買高は6億4500万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1701と全体の9割を占めた。値下がりは103、変わらずは32銘柄だった。

三菱UFJみずほFG野村第一生命HDが上昇した。サイバーが4%あまり上昇した。日電産キーエンスも大きく上げた。半面、住友不菱地所が下げ、それぞれ昨年来安値を更新した。セブン&アイJフロントも小幅に下落した。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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