東証10時 下げ渋り 200円安、半導体関連が支え
29日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は下げ渋っている。前日に比べ200円程度安い2万8800円台前半で推移している。一時312円安となる場面があったが、朝方の売り一巡後は下げ幅を縮めている。28日の米ナスダック総合株価指数、米フィラデルフィア半導体株指数が上昇したのを受け、半導体関連やIT関連の一角は引き続きしっかりとした値動きになっている。
きょうはソフトバンクグループ(SBG)とファストリによる日経平均の押し下げが目立つ展開となっている。この2銘柄が下げ渋っているのも、日経平均の下げ渋りにつながっている。
10時現在の東証1部の売買代金は概算で7078億円、売買高は3億1784万株だった。
INPEX、ヤマハ発、洋缶HD、日電硝が安い。半面、NEC、ネクソン、富士通、シャープが上げている。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕