東証10時 やや上げ幅拡大 8割超の銘柄が上昇
9日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価はやや上げ幅を広げている。前日に比べ340円ほど高い2万7900円台前半まで上昇する場面がある。前日の米株高を手がかりに幅広い銘柄への買いが続いている。東証プライムの値上がり銘柄は全体の8割を超える。
岩井コスモ証券の林卓郎投資情報センター長は「このところのレンジの上限は抜け出せていない」と指摘。日本時間9日夜に発表を控える米国の物価関連の指標を見極めたいとの雰囲気もある。
10時現在の東証プライムの売買代金は概算で1兆2317億円、売買高は4億6062万株だった。
東電HD、フジクラ、コナミGの上昇が目立つ。一方で、積ハウス、INPEXが安い。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
関連企業・業界