東証10時 上げ幅300円超に拡大 ソフトバンクGや東エレクは一段高
6日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は上げ幅を拡大し、前週末比320円ほど高い2万8200円台半ばで推移している。前週末の米株高を背景に、ハイテク株をはじめとして幅広い銘柄に買いが入っている。東証株価指数(TOPIX)も上げ幅を広げ、昨年来高値(2039.27)にあと1ポイント程度まで迫る場面があった。
マネックス証券の広木隆チーフ・ストラテジストは「円安基調が外需株の支えになるほか、インバウンド(訪日外国人)需要の回復で内需株にも物色が向かいやすく、先行きの相場も上値を試す展開になりそうだ」とみていた。
10時現在の東証プライムの売買代金は概算で9302億円、売買高は3億6899万株だった。
ソフトバンクグループ(SBG)や東エレクが一段高。東海カやSUMCOが高い。半面、コンコルディやT&D、INPEXが下げている。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕