東証10時 2万8100円台後半で堅調 プライムの8割上昇
22日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は、前日比230円ほど高い2万8100円台後半で堅調に推移している。株価指数先物に短期取引の投資家から散発的な買いが続いている。現物株にも幅広く買いが波及し、東証プライムの8割超が上昇している。
東証株価指数(TOPIX)は1%超上昇している。市場では「23日は日本が休場となるため中長期志向の投資家が売買を手控える一方、相場の流れに乗る商品投資顧問(CTA)が先物に買いを入れている」(JPモルガン証券の高田将成クオンツストラテジスト)との指摘があった。
10時現在の東証プライムの売買代金は概算で9239億円、売買高は3億8436万株だった。
丸紅や住友商が上げ幅を広げた。SUBARUや三菱自も高い。半面、アドテストやスクリンが売りに押されている。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕